• 相対性理論「TOWN AGE」SPECIAL

    2013.7.25

     

    宇宙は広くて身近かだ。だから恋すると手をじっとみたり彼方をながめたりしてしまうのだ。ということを健気に歌にして聴かせてくれる。20世紀にはなかったラブソングを相対性理論はタリラリランと聴かせてくれるので大好きです。生きていてよかった、と思う恋するおやじがニューウェイヴな自分を妄想するのを助けもします。ありがとう。

    湯浅学

     

     

    フルボリュームにした音の隙間から聴こえてくるだろう、今は聴こえない音の存在に胸騒ぎした。
    たとえばたったふたつのショット=断片があるだけの映画を妄想する。
    別々の時間と場所で撮影されたそれぞれの断片が繋がれるだけで、それらの時間と空間が一気に、そして緩やかに拡張される。
    そこから吹いてくる風に包まれて生きていけたらと思う。

    樋口泰人

     

     

    やくしまるえつこの言葉を回路にイメージは都市と郊外、過去と未来、虚構と実像を多重露光めいて写しだす。

    松村正人

     

     

    一度聞いたら頭から離れないメロディアスでポップな楽曲群は、
    独特の歪みを含んでいてなぜか聞く人の心にピタッと寄り添う。
    ライブではお馴染みだった楽曲の新しいアレンジは、
    その感動を蘇らせてくれると同時に次の次元に飛び込むような、
    過去と未来の交差する相対性理論の”今”を感じさせてくれる。

    野村幸弘(DUM-DUM LLP)

     

     

    疾走感と脱力感が奇妙に同居する魅力はそのままに、新たに手に入れた音色をぶっきらぼうに投げてくる……
    そんな無造作とも思える振る舞いの背後に見え隠れする綿密なプロダクションに、バンドとして確かなステップアップを感じさせる。

    國崎晋(サウンド&レコーディング・マガジン編集長)

     

     

    いつか「相対性理論理論」という文章を書きたいと思っている私だが、いつ書かれるかもわからないその中で、このアルバムは重要な位置を占めることになるだろう。
    思えば相対性理論は最初から「成熟」していた。と同時にこのバンドはメンバーが変わろうがどうなろうが、ずっといつまでも「幼稚」なままである筈だとも思える。
    だがひとつ言えることは、この『TOWN AGE』は、相対性理論ヒストリーにおいて、確実にひとつの「幼年期の終わり」を告げる作品であるということだ。
    全体として、どこか不思議な醒めと憂愁がある。それはしかしもちろん、相対性理論ならではのユーモアや、マッシヴさと矛盾していない。
    CDが届いてから日が浅く、まだ三度しか聴いていない。これからもっと何度も聴くことだろう。
    私なりの「相対性理論理論」に向かって。

    佐々木敦(批評家/HEADZ)

     

     

    今なにやってるの、と母親から聞かれたので「相対性理論のコメント書こうとしてるとこ」と答えたら「あんたにそんな難しいことがわかるの? まず誰がそれを提唱したか知ってる?」と言われました。
    アルバム、とてもよかったです。

    U-zhaan

     

     

    期待に対する自然体な倦怠感はお店のソファの心地良さ

    Shing02

     

     

    なんかエロくなりましたか?

    菅野よう子

     

     

    新しいアルバム聞かせていただきました。
    独特さを保ちながら変化している点が非常に興味深いです。

    砂原良徳

     

     

    iPhone と相対性理論の新譜が、僕と高2の息子を繋いでいます。ありがとう!

    戸田誠司

     

     

    素敵なFusionじゃない!そんなサウンドに、エプロンが似合うようになった、新しいえっちゃんの姿が浮かぶ…
    ついでにリメイク版『家政婦は見た』の主演も、ニューえっちゃんで決定!

    中原昌也

     

     

    息子の中学校では、夏の合宿で、相対性理論の曲にあわせて、
    ダンスを踊るそうです。

    小山田圭吾(コーネリアス)

     

     

    相対性理論というのは….よくわかるような、よくわからないような…….つかめるような、つかめないような………..食べられそうな、食べられなさそうな……….( ゚ ρ ゚ )ボーーーー

    中村弘二

     

     

    素晴らしいバンドが、最高の状態をキープしている期間というのは、奇跡とか魔法とかいう言葉でしか形容できない、いつ終わってしまっても誰も文句の言えない、儚い時間のような気がする。
    間違いなくそういう時間を走り続けている相対性理論の新曲を聴けるというだけで、ぼくは、震えるような、泣いてしまうような気持ちになるのだ。

    Bose(スチャダラパー)